警固船(読み)けいごぶね

精選版 日本国語大辞典 「警固船」の意味・読み・例文・類語

けいご‐ぶね【警固船】

  1. 〘 名詞 〙 中世および近世水軍で、輸送船または輸送船団を、海賊や敵水軍から守る軍船関船小早船などが多く用いられた。
    1. [初出の実例]「但州浦舟罷下候。警固舟にて候歟」(出典:石見吉川家文書‐(天正九年)(1581)五月一九日・吉川経家書状)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 出典

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android