警固見る(読み)ケゴミル

デジタル大辞泉 「警固見る」の意味・読み・例文・類語

けご・みる【警固見る】

[動マ上一]前もって相手のようすを探る。偵察する。
「乞食法師一人源氏の陣屋に来て経を読みて物を乞ひけるを、―・みる者にこそあんめれとて」〈延慶本平家三本

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精選版 日本国語大辞典 「警固見る」の意味・読み・例文・類語

けご‐・みる【警固見】

  1. 〘 他動詞 マ行上一 〙 相手の様子などをこっそり探ったり、調査したりする。特に、合戦などのとき、敵の兵力陣営作戦などを偵察する。
    1. [初出の実例]「乞食法師一人源氏の陣屋に来て経を読て物を乞けるを、けこ見る者にこそあむめれとて」(出典:延慶本平家(1309‐10)三本)

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