議員外交(読み)ぎいんがいこう

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

議員外交
ぎいんがいこう

国交回復や懸案解決の糸口を開くため、国会議員が相手国の要人と行う非公式な折衝。日本と北朝鮮の国交正常化問題では、政府間での正式な交渉を実現するために議員団の訪朝が行われている。1990年(平成2)9月に自民党の衆議院議員で元副総理の金丸信、社会党副委員長の田辺誠(いずれも当時)を団長とする自社代表団が訪朝。朝鮮労働党との間で早期の国交関係樹立で合意し、共同宣言に調印、政府間の正式交渉に道を開いた。その後、北朝鮮の核開発疑惑など、両国の関係が悪化し正式交渉も凍結される事態となったが、1999年12月、社民党の村山富市を団長とする超党派の代表団が訪朝。朝鮮労働党と国交正常化交渉を早期に再開することで合意した。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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