譲羽村(読み)ゆずりはむら

日本歴史地名大系 「譲羽村」の解説

譲羽村
ゆずりはむら

[現在地名]徳山市大字譲羽

末武すえたけ川の支流譲羽川上流域に点在する村で、西は徳山村、南は久米くめ村、東は下谷くだたに(現下松市)に接する。徳山藩領。

地名の由来を「地下上申」は「先年いつりはの大木有之候様に伝承り申候、其故を以譲羽と申候哉由来しれ不申候」と記す。

毛利輝元が次男就隆に元和三年(一六一七)分知した領知目録(毛利家文書)に、譲羽村二一八石九斗五升四合とみえる。寛永三年(一六二六)の熊野帳では久米村の枝村とされ、毛利就隆給領、高二三八石六斗二升八合とある。

「地下上申」では総石高五四四石余(田方四五八石余、畠方八一石余)で、家数七七、人口三〇九。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む