護摩壇の不動(読み)ゴマダンノフドウ

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「護摩壇の不動」の意味・読み・例文・類語

ごまだん【護摩壇】 の 不動(ふどう)

  1. 護摩堂の本尊としてまつられている不動明王。
  2. 護摩をたく煙で黒ずんだ不動尊のように、顔が黒く恐ろしそうな人。
    1. [初出の実例]「おめへその上色が黒くなりゃア護广檀(ゴマダン)の不動(フドウ)明王かおはぐろどぶへ飛こんだ銭湯(ゆや)どろばうから釣をとるぜ」(出典西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む