護摩壇の不動(読み)ゴマダンノフドウ

デジタル大辞泉 「護摩壇の不動」の意味・読み・例文・類語

ごまだん‐の‐ふどう【護摩壇の不動】

護摩堂本尊としてまつる不動明王
護摩をたく煙で黒ずんでいる不動明王の像のように、黒くて恐ろしそうな顔をした人。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「護摩壇の不動」の意味・読み・例文・類語

ごまだん【護摩壇】 の 不動(ふどう)

① 護摩堂の本尊としてまつられている不動明王。
② 護摩をたく煙で黒ずんだ不動尊のように、顔が黒く恐ろしそうな人。
西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉八「おめへその上色が黒くなりゃア護广檀(ゴマダン)の不動(フドウ)明王かおはぐろどぶへ飛こんだ銭湯(ゆや)どろばうから釣をとるぜ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android