讒邪(読み)ざんじゃ

精選版 日本国語大辞典 「讒邪」の意味・読み・例文・類語

ざん‐じゃ【讒邪】

  1. 〘 名詞 〙 邪心があって讒言(ざんげん)すること。よこしまで人をそしること。また、その人。
    1. [初出の実例]「讒邪万人於法皇」(出典玉葉和歌集‐安元三年(1177)六月一日)
    2. [その他の文献]〔漢書‐劉向伝〕

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普及版 字通 「讒邪」の読み・字形・画数・意味

【讒邪】ざんじや

邪悪で人を讒言する。漢・張衡〔四愁の詩、四首、序〕張衡、久しく密に處ることを樂しまず。~四愁の詩を爲(つく)りて、~を以て相ひ報い、時君に貽(おく)らんことを思ふも、讒の以てずるを得ざらんことを懼(おそ)る。

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