谷上浜・田上網代(読み)たなかみはま・たなかみあじろ

日本歴史地名大系 「谷上浜・田上網代」の解説

谷上浜・田上網代
たなかみはま・たなかみあじろ

栗太(くりた)郡内にあった谷上川の漁猟場。「日本書紀」雄略天皇一一年五月一日条には「栗太郡言さく、白き、谷上浜に居り、とまうす、因りて詔して川瀬舎人を置かしむ」とあり、谷上浜に白い鵜がいたので、川瀬舎人を置いて管理させたことが知られる。この谷上浜は田上川(大戸川)が瀬田(せた)川に合流する現大津市南郷(なんごう)・黒津(くろづ)付近とみられるが、川瀬舎人はのちの田上網代の前身とみる見解が有力である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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