谷頭遺跡(読み)たにがしらいせき

日本歴史地名大系 「谷頭遺跡」の解説

谷頭遺跡
たにがしらいせき

[現在地名]西原村河原 谷頭

字谷頭にある弥生中期の集落跡。阿蘇外輪山の高所かんむりヶ岳(一一五四・一メートル)から西に広がる原野中腹にあり、標高四〇〇メートル。住居跡とみられる一三基の竪穴と木棺墓とみられる六基の土壙が検出された。竪穴住居跡円形七と方形四で、円形のものには径六メートルを超える大型のものも存する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android