豆津村(読み)まめづむら

日本歴史地名大系 「豆津村」の解説

豆津村
まめづむら

[現在地名]北茂安町大字江口えぐち字豆津

千栗土居ちりくどいの外、筑後川の河岸低地に立地。かつては氾濫が繰り返され、堀池も多かった。「宇佐大鏡」に「豆津別符」とみえる。「大豆津」とも書き「まめづ」とよませる。佐賀藩の藩政期には、地米(年貢)一三八石余で配分地である(貞享四年改の郷村帳)。嘉永六年(一八五三)写の大小配分石高帳では地米一七三石、赤司氏・赤司寄合中の配分地である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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