豆津別符(読み)まめづべふ

日本歴史地名大系 「豆津別符」の解説

豆津別符
まめづべふ

大豆津別符」とも書き、近世の豆津村一帯に比定される八幡宇佐宮領。「宇佐大鏡」に「豆津別符 畠地 宮召物 麦地子 桑代苧 在家 門布」とみえる。同書は、建久五―七年(一一九四―九六)編纂とみられているから、この社領の成立はそれ以前であろう。規模・四至とも不詳。

一三世紀後半には宇佐宮の支配力は弱まり、御家人に押領されるに至る。宇佐宮は、別符の下司職を押領し年貢を対捍していた肥前国御家人横大路弥三郎種経を訴え出た。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む