豊の禊(読み)とよのみそぎ

精選版 日本国語大辞典 「豊の禊」の意味・読み・例文・類語

とよ【豊】 の禊(みそぎ)

  1. 昔、天皇が即位後の大嘗会に先立って、一〇月下旬に賀茂川上流に行幸して行なった禊。河原御祓。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「あまた見しとよのみそきのもろ人の君しも物を思はする哉〈寛祐〉」(出典:拾遺和歌集(1005‐07頃か)恋一・六六二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む