日本歴史地名大系 「豊中町」の解説 豊中町とよなかちよう 香川県:三豊郡豊中町面積:一九・八三平方キロ三豊郡の中央部にあることから町名がつけられた。東・北は高瀬(たかせ)町、北西は仁尾(にお)町、西から南は観音寺(かんおんじ)市、南東は山本(やまもと)町。東側は眉(まゆ)山・鳥越(とりごえ)山・陣(じん)山と丘陵地に、西側を七宝(しつぽう)山系の山々に囲まれ、南側は財田(さいた)川が流れる。中央部は竿(さお)川(沢ノ川)が南流、南東部を宮(みや)川が西に流れて南西部で財田川に合流する。両河川流域に水田地帯が開け町域の三分の二を占める。丘陵地では果樹栽培が盛んで、とくにぶどうの生産は三豊郡でも最も多い。町の中央部をJR予讃本線が南北に走り、比地大(ひじだい)・本山(もとやま)の二駅がある。JRの東方に国道一一号が並行するように走り、高松自動車道のさぬき豊中インターチェンジが町中央にある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by