豊中町(読み)とよなかちよう

日本歴史地名大系 「豊中町」の解説

豊中町
とよなかちよう

面積:一九・八三平方キロ

三豊郡の中央部にあることから町名がつけられた。東・北は高瀬たかせ町、北西仁尾にお町、西から南は観音寺かんおんじ市、南東山本やまもと町。東側はまゆ山・鳥越とりごえ山・じん山と丘陵地に、西側を七宝しつぽう山系の山々に囲まれ、南側は財田さいた川が流れる。中央部は竿さお(沢ノ川)が南流、南東部をみや川が西に流れて南西部で財田川に合流する。両河川流域に水田地帯が開け町域の三分の二を占める。丘陵地では果樹栽培が盛んで、とくにぶどうの生産は三豊郡でも最も多い。町の中央部をJR予讃本線が南北に走り、比地大ひじだい本山もとやまの二駅がある。JRの東方に国道一一号が並行するように走り、高松自動車道のさぬき豊中インターチェンジが町中央にある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android