豊受皇大神宮(読み)とゆけこうたいじんぐう

日本歴史地名大系 「豊受皇大神宮」の解説

豊受皇大神宮
とゆけこうたいじんぐう

[現在地名]東海村白方

国鉄常磐線の東海駅の東三キロに鎮座祭神は豊受大神。旧郷社。和銅二年(七〇九)平磯ひらいそ前浦まえうら(現那珂湊市平磯町)巨岩が怪光を発し、白方しらかたをさして止まったので住民が恐れ占ったところ、「伊勢の神を迎ふべし」との神託を得、伊勢より分祀したと伝える。創建にまつわる神座石の伝説があり、祠がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android