豚の生肉・生レバー提供禁止（読み）ぶたのなまにく・なまればーていきょうきんし

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豚の生肉・生レバー提供禁止

2015年5月27日、厚生労働省は豚の生肉・生レバー(肝臓)の飲食店での提供を禁止することを決めた。食品衛生法に基づく規格基準を改正し、6月12日より実施する。生で食べるとE型肝炎ウイルスや寄生虫に感染するおそれがあるためであり、また、12年に牛の生レバー提供が禁止された後に豚の生レバーを提供する店が相次いだことから規制を設けた。豚肉・豚レバーは中心部まで63度で30分以上加熱するか同等以上の加熱殺菌をすること、生で提供する場合にも十分に加熱するよう客側に伝えることが義務づけられる。禁止後に違反した場合、懲役2年以下または罰金200万円以下が科される。

(2015-6-10)

出典　朝日新聞出版