豪健(読み)ゴウケン

デジタル大辞泉 「豪健」の意味・読み・例文・類語

ごう‐けん〔ガウ‐〕【豪健】

[名・形動]勢いが盛んで強いこと。また、そのさま。剛毅ごうき
「この老人の―な気象を認めずにはいられなかった」〈藤村

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「豪健」の意味・読み・例文・類語

ごう‐けんガウ‥【豪健】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 強く勢いが盛んなこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「豪健騰踔、最為当行」(出典日本詩史(1771)四)
    2. 「雄深なる思想と、豪健なる理想と」(出典:夏目漱石氏の『文芸の哲学的基礎』を評す(1908)〈田中王堂〉一)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐桓譚伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android