精選版 日本国語大辞典 「豪」の意味・読み・例文・類語
えら【豪】
[1] 〘名〙 (形動) すぐれていること。はなはだしいこと。えらいこと。
[2] 〘副〙 程度のはなはだしい意を表わす。大変。ひどく。えらく。
※浄瑠璃・源頼家源実朝鎌倉三代記(1781)八「褒美の金を、ゑら沢山に下ださるる」
[3] 〘接頭〙 ひととおりでない、たいそう、ごく、などの意で、「えらあつ(豪厚)」「えらいかり(豪怒)」「えらくび(豪首)」などと熟して用いる。
※洒落本・十界和尚話(1798)一「今相合橋(あいあいばし)のうへでやか松にあふたが、ゑらとちりあひさつ」
ごう ガウ【豪】
「ごうしゅう(豪州)(一)」の略。
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