豪雄(読み)ゴウユウ

デジタル大辞泉 「豪雄」の意味・読み・例文・類語

ごう‐ゆう〔ガウ‐〕【豪雄】

[名・形動]なみはずれて強いこと。また、そのさまや、そういう人。
流石さすがの―も心のみ、矢たけにはやれども」〈竜渓経国美談

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精選版 日本国語大辞典 「豪雄」の意味・読み・例文・類語

ごう‐ゆうガウ‥【豪雄】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) すぐれて強いこと。また、その人。豪傑
    1. [初出の実例]「雷二つ、ひとつは軒にひとつは壁の外に。〈略〉水屋はくだけて跡もなし。豪雄なる事柳斉にこへたり」(出典:随筆・胆大小心録(1808)一二二)
    2. [その他の文献]〔李白‐贈従兄襄陽少府皓詩〕

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普及版 字通 「豪雄」の読み・字形・画数・意味

【豪雄】ごう(がう)ゆう

豪傑。宋・程頤〔秋日偶成〕詩 富貴せず賤も樂し 男兒此(ここ)に到れば是れ豪雄

字通「豪」の項目を見る

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