貝屏風(読み)カイビョウブ

デジタル大辞泉 「貝屏風」の意味・読み・例文・類語

かい‐びょうぶ〔かひビヤウブ〕【貝×屏風】

貝細工でいろいろの模様をつけた、おもちゃ屏風。神奈川県江の島名産とされ、雛祭ひなまつりに飾った。

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精選版 日本国語大辞典 「貝屏風」の意味・読み・例文・類語

かい‐びょうぶかひビャウブ【貝屏風】

  1. 〘 名詞 〙 貝細工で種々の模様をほどこしたおもちゃの屏風。神奈川県江の島の名産として広く知られ、雛祭に飾った。
    1. [初出の実例]「此間ひながたをつかはされました、地をひびろうどに、貝屏風のおあんじは随分はへませふが」(出典:洒落本・客衆肝照子(1786)商人)

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