日本歴史地名大系 「貝脇村」の解説 貝脇村かいわきむら 大阪府：大阪市旭区貝脇村[現在地名]旭区清水（しみず）一―三丁目・今市（いまいち）二丁目・新森（しんもり）一―五丁目東成（ひがしなり）郡北東端の摂河国境にある村で、集落は千林（せんばやし）村の東、野崎（のざき）街道沿いに位置。集落の南に上辻（かみのつじ）村・馬場（ばば）村耕地との錯雑地がある。錯雑地に占める当村耕地の割合は最も小さい。字伊勢地の下付（いせじのしたつき）樋門から引水する立（たて）井路が村内を通り、同井路と野崎街道の交差地の石橋は、行基が築造したと伝える。支水路には久寿福（くじゆふく）（九十服）溝、石田（いしだ）溝（土良井路）がある。前記三ヵ村錯雑地に弥生時代前期から古墳時代にかけての集落遺跡と推定される森小路（もりしようじ）遺跡がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
