デジタル大辞泉 「貝鐘」の意味・読み・例文・類語 かい‐がね〔かひ‐〕【貝鐘/貝×鉦】 1 寺で用いたほら貝と鐘。「三井寺には―鳴らいて、大衆僉議だいしゅせんぎす」〈平家・四〉2 陣中で、号令や合図に用いたほら貝と鐘。「軍に勝ちて―を鳴らし」〈盛衰記・一三〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「貝鐘」の意味・読み・例文・類語 ばい‐しょう【貝鐘】 〘 名詞 〙 法事の時鳴らす法螺貝(ほらがい)や鐘。[初出の実例]「貝鐘の声もせず、法花三昧つとむる僧一人も無き所に」(出典:類従本撰集抄(1250頃)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例