貝鐘(読み)カイガネ

デジタル大辞泉 「貝鐘」の意味・読み・例文・類語

かい‐がね〔かひ‐〕【貝鐘/貝×鉦】

寺で用いたほら貝と鐘。
三井寺には―鳴らいて、大衆僉議だいしゅせんぎす」〈平家・四〉
陣中で、号令合図に用いたほら貝と鐘。
「軍に勝ちて―を鳴らし」〈盛衰記・一三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「貝鐘」の意味・読み・例文・類語

ばい‐しょう【貝鐘】

  1. 〘 名詞 〙 法事の時鳴らす法螺貝(ほらがい)や鐘。
    1. [初出の実例]「貝鐘の声もせず、法花三昧つとむる僧一人も無き所に」(出典:類従本撰集抄(1250頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む