貞松斎米一馬(読み)ていしょうさいよねいちば

日本大百科全書(ニッポニカ) 「貞松斎米一馬」の意味・わかりやすい解説

貞松斎米一馬
ていしょうさいよねいちば
(1767―1838)

江戸後期のいけ花作家。江戸における浅草遠州(えんしゅう)流の祖とされる本松斎一得(ほんしょうさいいっとく)の孫弟子にあたり、独立して正風遠州流を創始する。曲線の変化による形式的な美を球形のうちに表現することを試み、技巧的な遠州流独特の花型を創案し、江戸生花(せいか)に大きな影響を残した。著書に『挿花衣之香(いけばなころものか)』(1801)、『挿花独稽古(ひとりけいこ)』(1806)などがある。

[北條明直]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...

辞書の用語解説を読む