日本歴史地名大系 「財部村」の解説
財部村
たからむら
- 和歌山県:御坊市
- 財部村
日高平野のほぼ中心、
水田地帯で、慶長検地高目録に「財村」とあり、高一千七五石余。延宝六年(一六七八)の「日高鑑」では村高一千一七四石余、町数九〇町四反余、家数一二三で内訳は本役三八・半役三〇・無役三五・神主一・社僧一・桶屋三・年寄五・庄屋一ほか、人数四五三、牛四五、馬一四、舟二、御蔵三、床銀四匁、二夫米二三石余とされる。天田組に属した。承応二年(一六五三)の領地替で和歌山藩新宮領となったが(新宮藩御勘定方旧記「和歌山県史」所収)、「日高鑑」によると、そのうち小名
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報