責め場(読み)せめば

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「責め場」の意味・わかりやすい解説

責め場
せめば

歌舞伎の一局面。男女の主要な役が,悪役に責めさいなまれる場面をいう。殺人にいたる過程が独自の展開をみせたもので,元禄期 (1690前後) からみられる。その初期には,責められる側の哀れさと,責める悪役の憎さ拡大主眼であったが,化政期 (1804~30) から幕末にかけての退廃期にいたると,加虐的なエロティシズムが好まれて強調されるようになった。鍼灸責め,雪責め,琴責め,蛇責め,牢問い (拷問) などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む