買物使(読み)かいものつかい

精選版 日本国語大辞典 「買物使」の意味・読み・例文・類語

かいもの‐つかいかひものつかひ【買物使】

  1. 〘 名詞 〙 言いつかった品物を買いに行くこと。また、その人。また、武家時代職名として、台所賄方(まかないかた)などに用いる品物を買い入れる奉公人
    1. [初出の実例]「それがし只今は、龍の中都に、流れ行て、大王の買物(カイモノ)づかひになりて、金銀我ままにつかまつる」(出典浮世草子・西鶴諸国はなし(1685)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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