日本歴史地名大系 「賀来村」の解説 賀来村かくむら 大分県:大分市旧大分町地区賀来村[現在地名]大分市賀来大分川北岸に位置し、対岸は小野津留(おのづる)村。当村でほぼ東流してきた賀来川が大分川に合流する。永興(りようご)村から西進してきた府内・日田往還が餅田(もちだ)を通り、森(もり)町(現玖珠町)に向かう(豊後国志)。中世賀来庄の遺称地。村内は大坪(おつぼ)村・中島(なかしま)村・桑原(くわばる)村・餅田村・市(いち)村・片面(かためん)村に分れていた(二巻本「大分市史」)。正保郷帳では市村と記され田高九二一石余・畑高一六五石余、賀来庄に所属。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by