資給(読み)しきゅう

精選版 日本国語大辞典 「資給」の意味・読み・例文・類語

し‐きゅう‥キフ【資給】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 金品などを与えて助けること。めぐむこと。
    1. [初出の実例]「其資給等事、一依前符」(出典類聚三代格‐一八・天長元年(824)六月二〇日)
    2. 「衆人これが為に金銭を醵し、これに資給してけり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉二)
    3. [その他の文献]〔説苑‐敬慎〕
  3. 必要な物を送り届けること。
    1. [初出の実例]「血を全体に循環せしむるの機並に、生命保続の為に欠く可らざる食物及び空気を血液に資給するの機は、皆身体の上部なる肋骨内の空竅中に在り」(出典:具氏博物学(1876‐77)〈須川賢久訳〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「資給」の読み・字形・画数・意味

【資給】しきゆう

供給する。

字通「資」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android