賊首(読み)ゾクシュ

デジタル大辞泉 「賊首」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐しゅ【賊首】

賊のかしら。
賊の首。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「賊首」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐しゅ【賊首】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 賊のかしら。賊魁(ぞっかい)
    1. [初出の実例]「爰に賊首の戎陣に着て武功を三庭に到す者」(出典:将門記(940頃か))
    2. 「小賊を爰彼所にて弐人三人捕ふるのみにして賊首(ゾクシュ)を更に知る者なく」(出典読本唐錦(1780)三)
  3. 賊の首。
    1. [初出の実例]「内裏にて賊首の実検せられん事然るべからず」(出典:平家物語(13C前)一一)
    2. [その他の文献]〔宋史‐曹瑋伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「賊首」の読み・字形・画数・意味

【賊首】ぞくしゆ

賊の首領

字通「賊」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android