賓頭盧尊者(読み)びんずるそんじゃ

精選版 日本国語大辞典 「賓頭盧尊者」の意味・読み・例文・類語

びんずる‐そんじゃビンヅル‥【賓頭盧尊者】

  1. [ 1 ] 賓頭盧[ 一 ]を敬っていう語。
    1. [初出の実例]「仏の御弟子に賓頭盧尊者と申す人有り」(出典:今昔物語集(1120頃か)三)
  2. [ 2 ] 〘 名詞 〙びんずる(賓頭盧)[ 二 ]
    1. [初出の実例]「亭主の賓頭盧尊者(ビンヅルソンジャ)は、面(かほ)を撫(なづ)糠袋を貸すいとま」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android