賤奴(読み)センド

デジタル大辞泉 「賤奴」の意味・読み・例文・類語

せん‐ど【×賤奴】

召し使い。しもべ奴隷

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「賤奴」の意味・読み・例文・類語

せん‐ど【賤奴】

  1. 〘 名詞 〙
  2. しもべ。やっこ。召し使い。奴隷。
    1. [初出の実例]「其外昔時欧州に賤奴と云ふ者がありて〈略〉実に牛馬同様に駆役されて」(出典:真政大意(1870)〈加藤弘之〉上)
  3. 人を卑しめていう語。
    1. [初出の実例]「紳士紳士、賤奴(センド)乱拳紳士の頭に加へたるにあらずや」(出典露団々(1889)〈幸田露伴〉一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android