質札(読み)シチフダ

精選版 日本国語大辞典 「質札」の意味・読み・例文・類語

しち‐ふだ【質札】

  1. 〘 名詞 〙 質屋が質を入れた人に出す証券置主の名、金額物品の名などを書き記したもので、質を受け出す時に質屋に返す。質の札。質入切手。質券。
    1. [初出の実例]「質(シチ)札か流るる年の古こよみ〈器水〉」(出典:俳諧・牛飼(1658)四)
    2. 「限月は切れたれど其置主さへ知れたれば、質札(シチふだ)を買取り」(出典:浄瑠璃新版歌祭文お染久松)(1780)長町)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む