精選版 日本国語大辞典 「質札」の意味・読み・例文・類語 しち‐ふだ【質札】 〘 名詞 〙 質屋が質を入れた人に出す証券。置主の名、金額、物品の名などを書き記したもので、質を受け出す時に質屋に返す。質の札。質入切手。質券。[初出の実例]「質(シチ)札か流るる年の古こよみ〈器水〉」(出典:俳諧・牛飼(1658)四)「限月は切れたれど其置主さへ知れたれば、質札(シチふだ)を買取り」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)長町) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例