家庭医学館 「赤ちゃんの鼻づまり」の解説
あかちゃんのはなづまり【赤ちゃんの鼻づまり】
もともと狭いところに炎症が加わると、鼻の粘膜(ねんまく)が腫(は)れて鼻の中がさらに狭くなり、鼻水が出て、鼻づまりがひどくなります。そして、鼻がつまるとよく眠れなかったり、ミルクがうまく飲めなかったりします。
鼻づまりがひどいときは、耳鼻咽喉科(じびいんこうか)で鼻処置を受けましょう。処方された点鼻薬(てんびやく)を使用するのも効果があります。
●日常生活の注意
部屋の中が乾燥しているのはよくありません。鼻の粘膜の表面が乾き、鼻くそができやすくなるからです。鼻の中が少し湿っている入浴後に、綿棒で鼻そうじをしてあげましょう。
赤ちゃんの鼻づまりは、ほとんどが成長とともによくなっていきます。