赤坂台古墳群(読み)あかさかだいこふんぐん

日本歴史地名大系 「赤坂台古墳群」の解説

赤坂台古墳群
あかさかだいこふんぐん

[現在地名]双葉町竜地、中巨摩郡竜王町竜王・竜王新町

赤坂台地の南東斜面、標高二九〇―三五〇メートル付近を中心に分布する古墳群の総称。総数二四基ほどの古墳からなり、すべて円墳・横穴式石室である。昭和三〇年(一九五五)刊行の「竜王村誌」に「篠原岡古墳分布図」として載るものが該当する。古墳の分布地域から、北より二ッ塚ふたつづか支群、狐塚きつねづか支群、西山にしやま支群、両目塚りようめづか形部塚かたべづか支群、中秣なかまぎ支群、片瀬かたせ支群の六支群からなる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android