赤小舟(読み)あからおぶね

精選版 日本国語大辞典 「赤小舟」の意味・読み・例文・類語

あから‐おぶね‥をぶね【赤小舟】

  1. 〘 名詞 〙 上代、赤く色を塗った舟。
    1. [初出の実例]「沖ゆくや赤羅小舟(あかラをぶね)につとやらばけだし人見てひらき見むかも」(出典万葉集(8C後)一六・三八六八)

赤小舟の語誌

「播磨国風土記逸文(釈日本紀所載)」で、神功皇后が新羅遠征成功を祈って、航海赤色を用いたことからも、魔除け厄除けの呪術的意味があったと考えられる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 語誌

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む