赤手絡(読み)あかいてがら

精選版 日本国語大辞典 「赤手絡」の意味・読み・例文・類語

あかい【赤】 手絡(てがら)

  1. 結婚した女の、結い初めの丸髷(まるまげ)根元などにかける赤色のきれ地。
    1. [初出の実例]「赤(アカ)手柄(テガラ)と、まぶしい顔が、噂を残しに帰へる里」(出典都々逸)
  2. 転じて、新妻異称
    1. [初出の実例]「もう赤(アカ)手絡(テガラ)の時代さへ通り越して、大分と世帯じみた顔を」(出典:草枕(1906)〈夏目漱石〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 あか 実例 初出

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む