精選版 日本国語大辞典 「赤手絡」の意味・読み・例文・類語 あかい【赤】 手絡(てがら) ① 結婚した女の、結い初めの丸髷(まるまげ)の根元などにかける赤色のきれ地。[初出の実例]「赤(アカ)い手柄(テガラ)と、まぶしい顔が、噂を残しに帰へる里」(出典:都々逸)② 転じて、新妻の異称。[初出の実例]「もう赤(アカ)い手絡(テガラ)の時代さへ通り越して、大分と世帯じみた顔を」(出典:草枕(1906)〈夏目漱石〉七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例