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手絡 テガラ

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デジタル大辞泉の解説

て‐がら【手絡】

丸髷(まるまげ)などの根もとに掛ける、飾りのきれ。色模様に染めた縮緬(ちりめん)などを使う。
手絡髷(わげ)」の略。

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百科事典マイペディアの解説

手絡【てがら】

日本髪の髪飾の一種。初めは〈まげかけ〉と称し,江戸初期から用いられた。未婚女性は緋縮緬(ひぢりめん)の鹿の子絞など,既婚女性は浅黄や紫を用いた。江戸末期には紙製絞染のものが庶民の間で流行した。

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大辞林 第三版の解説

てがら【手絡】

日本髪で、髷まげの根元にかける飾りの布。絞り染めの縮緬ちりめんが多い。

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(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

手絡
てがら

日本髪に用いる女性用髪飾りの一種。若い人用には桃色、緋(ひ)色、年配者用には水色、浅葱(あさぎ)色などの縮緬(ちりめん)地に鹿(か)の子(こ)絞りを加工したもので、髷(まげ)に掛けて用いる。江戸時代末期には「まげかけ」といわれた。天保(てんぼう)の改革(1841~43)の際のぜいたく禁止令により縮緬の利用が止められ、それにかわり和紙を縮らせた縮緬紙が使用された。しかし、禁令が緩むにつれてふたたび縮緬が用いられ、これで女性の美しさを表現、今日なお続いている。[遠藤 武]

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世界大百科事典内の手絡の言及

【髪飾】より

…近世,女子が下げ髪から髷を結うようになると,髪飾は飛躍的に発達し,多種多様なものがでてきた。江戸時代には,櫛,簪,笄のほか,掛物といわれる手絡(てがら),丈長(たけなが),根掛(ねがけ)などが用いられた。掛物は元結と共に,いわゆる日本髪に使われる髪飾である。…

【丸髷】より

…年齢が若いほどこの髷形が大きく,中年,老年と型も小さくじみになる。明治以降はこの髷の中に絹の鹿子絞りの手絡(てがら)を用い,装飾にした。これも若妻は赤地,中年は紫,藤色,浅黄など,老年は茶,黄土,鉄色,紺などを用い,手絡の色で年齢層が想像できた。…

※「手絡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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