赤田神社(読み)あかだじんじや

日本歴史地名大系 「赤田神社」の解説

赤田神社
あかだじんじや

[現在地名]山口市大字吉敷 赤田

古くは四宮しのみや大明神とも称し、赤田の吉敷よしき川西岸に鎮座祭神は大己貴命・小彦名命・猿田彦神。旧県社。

社伝によれば養老元年(七一七)創建といい、「三代実録」元慶二年(八七八)六月二三日条に「周防国正六位上赤田神、山田神並授従五位下」とある。周防国四宮とされるが、古くは良城よしき(吉敷郷)の鎮守社であったといわれる。

明応六年(一四九七)四月、大内義興の五社参詣を記した五社御参詣之次第(「注進案」所収)に「(申)尅至吉敷庄御着之、則赤田宮へ御参詣、御神馬御神楽同前也」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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