赤石楔状地(読み)あかいしせつじょうち(その他表記)Akaishi sphenoid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「赤石楔状地」の意味・わかりやすい解説

赤石楔状地
あかいしせつじょうち
Akaishi sphenoid

中央構造線糸魚川-静岡構造線にはさまれた赤石山地を主とする三角形地域。 E.ナウマンが命名した地体構造論上の術語で,中央構造線の南に三波川帯秩父帯四万十帯帯状に配列する。

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世界大百科事典(旧版)内の赤石楔状地の言及

【赤石山脈】より

…南アルプスまたは南アともいう。平面形は,北部にある杖突峠(1247m)付近を頂点とする三角状地(南北延長約130km,東西の幅最大約60km)に見えるため,〈赤石楔状地(せつじようち)〉と呼ばれることもある。北緯35゜~36゜付近に位置し,静岡・山梨・長野の3県にまたがって北北東~南南西に延びている。…

※「赤石楔状地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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