赤石遺跡(読み)あかいしいせき

日本歴史地名大系 「赤石遺跡」の解説

赤石遺跡
あかいしいせき

[現在地名]村山市土生田 赤石

最上川東岸の河岸段丘上に営まれた、縄文時代早期中葉から前期初頭の集落遺跡。昭和五二年(一九七七)に調査された。カベ山北麓を帯状に取巻く平坦地。一〇〇〇平方メートルほどの範囲から、大小一〇〇個余りの特徴ある竪坑群が検出された。完形土器をそなえているもの、底部に杭穴を残すものなどがあり、それぞれ墓壙・狩猟用の落し穴の想定が可能である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android