赤穂義人録(読み)アコウギジンロク

デジタル大辞泉 「赤穂義人録」の意味・読み・例文・類語

あこうぎじんろく〔あかほギジンロク〕【赤穂義人録】

赤穂義士仇討ち一件漢文で記した書。室鳩巣むろきゅうそう著。元禄16年(1703)の自序

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精選版 日本国語大辞典 「赤穂義人録」の意味・読み・例文・類語

あこうぎじんろくあかほギジンロク【赤穂義人録】

  1. 赤穂義士を賞揚する立場から赤穂事件をとりあげた作品。元祿一六年(一七〇三)の自序。室鳩巣作。復讐の顛末・四十七士の小伝を客観的に漢文で記述している。

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世界大百科事典(旧版)内の赤穂義人録の言及

【赤穂浪士】より

… 赤穂浪士は死後,〈義人〉〈義士〉としてたたえられた。なかでもその年の秋に室鳩巣(きゆうそう)が著した《赤穂義人録》が有名である。彼らが亡君の仇讐(きゆうしゆう)を報じた,または亡君の遺志を継いで吉良を殺したことが家臣・武士としての〈義〉に当たると考えられたからであり,全員が刑に服したことも世の同情を集めた。…

※「赤穂義人録」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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