赤羽 長重(読み)アカバネ チョウジュウ

20世紀日本人名事典 「赤羽 長重」の解説

赤羽 長重
アカバネ チョウジュウ

明治・大正期の教育者 中箕輪尋常高等小学校校長。 新田次郎の小説「聖職の碑」のモデル。



生年
明治4年1月2日(1871年)

没年
大正2(1913)年8月27日

出生地
長野県伊那郡表木村(現・伊那市)

学歴〔年〕
長野県尋常師範学校卒

経歴
教員となり、明治43年校長兼訓導として長野県上伊那郡の中箕輪尋常高等小学校に赴任。45年には実践的教育の一環として、明治30年代から途絶えていた学童による西駒ケ岳集団登山を再開。大正2年8月27日には自ら先導し、教員・生徒・同窓会員37名による第2回の西駒ケ岳集団登山を実施するが、山頂暴風雨に遭い、生徒9名・同窓会員1名とともに遭難死した。その後、この事故を教訓として安全な登山法の確立や登山道・山小屋の整備が行われ、昭和期にはより安全な集団登山が可能になった。また、新田次郎の小説「聖職の碑」のモデルとしても著名

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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