赤色顔料(読み)せきしょくがんりょう(その他表記)red pigment

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「赤色顔料」の意味・わかりやすい解説

赤色顔料
せきしょくがんりょう
red pigment

塗料,絵具,染料に使われる赤色顔料。昔はあかねの根などからとったが,現在ではほとんどが合成されている。無機物では,純赤色のカドミウムレッドが絵具,釉 (うわぐすり) に使われるが高価である。橙色褐色が混じるが,鉛丹べんがら (酸化第二鉄) が安価であるので広く塗料として用いられる。このほか,コバルトピンク,クロムスズ赤などが用いられるが,近年はむしろ鮮かな有機顔料がビニル用品などに使われる。キナクリドンレッドなどは堅牢度はきわめてよい。

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世界大百科事典(旧版)内の赤色顔料の言及

【顔料】より

…高級塗料およびプラスチックの着色に用いられる。
[赤色顔料]
 べんがら(酸化鉄赤),カドミウムレッド,モリブデンオレンジなどが代表的である。べんがらは耐光性,耐候性,耐薬品性,隠ぺい力,着色力が優れ,主として塗料に用いられる。…

※「赤色顔料」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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