赤針鉱(読み)せきしんこう

最新 地学事典 「赤針鉱」の解説

せきしんこう
赤針鉱

pyrobelonite

化学組成MnPb(VO4)(OH)の鉱物。アデライト・デクロワゾー石族,デクロワゾー石亜族に属する。直方晶系,空間群Pnam, 格子定数a0.764nm, b0.951, c0.618, 単位格子中4分子含む。火赤色針状結晶。劈開なし,断口貝殻状でもろい。硬度3.5, 比重5.58。ダイヤモンド光沢,条痕橙黄色。透明。光軸面(001),方位X=a, 屈折率α2.32, β2.36, γ2.37。スウェーデンのLångbanでは,ハウスマン鉱水マンガン鉱・重晶石・方解石などに伴って産する。結晶の色と形から,ギリシア語のpūr(火)とbelonē(針)から命名

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