走触性(読み)ソウショクセイ

関連語 べんもう 名詞

精選版 日本国語大辞典 「走触性」の意味・読み・例文・類語

そうしょく‐せい【走触性】

  1. 〘 名詞 〙 生物が接触を刺激として起こす走性。ミドリムシ鞭毛(べんもう)が物に触れると反射的に退行するのは負の走触性で、ミミズが土にもぐるのは正の走触性の例。趨触性。趨固性。走固性。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「走触性」の意味・わかりやすい解説

走触性
そうしょくせい
thigmotaxis

生物の接触刺激に対する走性で,走固性ともいう。イトミミズ同士が固まって団塊となるのは正の走触性の例であるし,ミドリムシなどが固体表面に触れると退行運動するのは負の走触性の例である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む