超大陸分裂・再形成活動(読み)ちょうたいりくぶんれつさいけいせいかつどう(その他表記)supercontinent's break‐up and reunite

知恵蔵 「超大陸分裂・再形成活動」の解説

超大陸分裂・再形成活動

現在の大陸配置は、古生代〜中生代の3億〜2億年前に存在した超大陸パンゲア(Pangaea)が分裂移動した結果である。現在は、大西洋が拡大して太平洋が狭まり、全大陸がユーラシアに集合しつつある。超大陸が複数地塊に分裂し移動していくと、各地塊は衝突合体して再び超大陸を形成するとの考えは、ウィルソン・サイクルと呼ばれる。パンゲア以前の超大陸として、6億〜5億年前のゴンドワナと10億〜7億年前のロディニアが知られている。

(斎藤靖二 神奈川県立生命の星・地球博物館館長 / 2007年)

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