越前鬼瓦(読み)えちぜんおにがわら

事典 日本の地域ブランド・名産品 「越前鬼瓦」の解説

越前鬼瓦[陶磁]
えちぜんおにがわら

北陸甲信越地方、福井県地域ブランド
あわら市で製作されている。嶺北地方に製瓦技術が伝わったのは、江戸時代の明和年間(1764年〜1772年)頃という。べんがらを用いて焼かれる銀鼠色特徴がある。鬼師と呼ばれる職人によってつくられる。福井県郷土工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「越前鬼瓦」の解説

越前鬼瓦

福井県の嶺北地域で生産される鬼瓦製造起源は江戸時代中期に遡る。もと屋根に飾る装飾瓦だが、近年では小ぶりにしたインテリア用の製品もある。福井県指定郷土工芸品。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android