越田村(読み)おつたむら

日本歴史地名大系 「越田村」の解説

越田村
おつたむら

[現在地名]山東町越田

柿坪かきつぼ村から三保みほ川をさかのぼった地に位置する。一七世紀前期・中期の国絵図(石川家蔵)では越田と記す。正保(一六四四―四八)頃成立の国絵図では高三二一石余。元禄郷帳では越田村と別に幕府領の越田出作が記載される。宝暦七年(一七五七)但馬国高一紙でも高三二一石余とあり、出作分は高五二石余。天明八年(一七八八)の高村附邑名控による出作分は高五八石余。但馬国両代官所支配村々高帳(出石神社文書)では「ヲツタ」の訓を付す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android