趙元宝(読み)ちょう がんぽう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「趙元宝」の解説

趙元宝 ちょう-がんぽう

?-? 飛鳥(あすか)時代の人。
日本書紀」によれば,白雉(はくち)5年(654)遣唐使とともに唐(中国)より帰国したという。帰国年については天智天皇7年説もある。中国人または朝鮮人との混血であるとする説や,天智天皇3年に帰国した弓削(ゆげ)元宝の子と同一人物とする説もある。名は「げんぽう」ともよむ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android