デジタル大辞泉
                            「足久保茶」の意味・読み・例文・類語
                    
                
		
                    あしくぼ‐ちゃ【足久保茶/×蘆×窪茶】
        
              
                        静岡市足久保付近で生産される香りのすぐれた茶。江戸幕府への献上品として有名。現在の本山茶。あしくぼ。
                                                          
     
    
        
    出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    あしくぼ‐ちゃ【足久保茶】
        
              
                        - 〘 名詞 〙 静岡市葵区足久保付近から産する香りのすぐれた茶。近世、幕府への献上品として有名。今の本山(もとやま)茶。- [初出の実例]「眠覚(ねむりさま)しの蘆窪(アシクボ)茶、助飲(くちとり)には団子の醤炙(つけやき)」(出典:読本・南総里見八犬伝(1814‐42)九)
 
 
    
        
    出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
	
    
  
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		世界大百科事典(旧版)内の足久保茶の言及
    		
      【駿河国】より
        
          
      …切添新田などの小規模開発の成果が当然ふくまれている。
[産業]
 安倍山中の足久保茶は御用茶として茶壺に詰められ,将軍に献上された。山間部村々の茶は年貢として納められたが,しだいに生産が増え,茶商人も生まれた。…
      
     
    		
      【駿府】より
          
      …産物は紙子,竹細工,蒔絵,盆山石など。足久保茶は著名。安西,茶町には茶商人が多く,江戸へ送った。…
      
     
         ※「足久保茶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 
        
    出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
	
    
  
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