足寄動物群(読み)あしょろどうぶつぐん

最新 地学事典 「足寄動物群」の解説

あしょろどうぶつぐん
足寄動物群

Ashoro fauna

北海道足寄郡足寄町周辺に分布する茂螺湾もらわん層に含まれる漸新世後期の海生哺乳類からなる化石動物群。松井愈(1986)命名束柱目の古型Behemotops sp.など,およびヒゲクジラ亜目Aetiocetidae科(歯のあるヒゲクジラ)のAshorocetus eguchiiMorawanocetus yabukiiAetiocetus tomitaiA.polydentatusのほか,ハクジラ亜目を含む10種ほどの鯨類からなる。特に,束柱目は時代が最も古く,形態も原始的で,この目の系統分化を明らかにするうえで注目される。北九州芦屋層群から産出するものとともに,日本の漸新世の代表的化石哺乳動物群である。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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