足沢村(読み)たるさわむら

日本歴史地名大系 「足沢村」の解説

足沢村
たるさわむら

[現在地名]二戸市足沢

本田ほんだ村の南に位置。館前たてまえに足沢館跡がある。館主は足沢氏といわれ、「参考諸家系図」によれば足沢義村が南部信直から三七〇石余を与えられており、その一部に当村が含まれていた。しかし九戸政実の乱の前後には信直は、浅野長吉の家臣浅野庄左衛門を当地に配したとされる(邦内郷村志)正保国絵図に村名がみえ、高一六七石余。元禄十郡郷帳による〆高は田方二一六石余・畑方一七〇石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android